スプーンと箸の役割
韓国の食卓では、スプーンと箸が一組で置かれます。ご飯、スープ、チゲはスプーンで食べ、おかずは箸でつまむのが基本です。箸でご飯を食べてはいけないわけではありませんが、ご飯と汁物はスプーンで食べるほうが自然に見えます。スプーンと箸を片手で同時に持つことはせず、一方を使っている間はもう一方を食卓や箸置きに置きます。韓国の箸は金属製で平たいものが多く、最初は滑りやすく感じるかもしれません。先をきちんとそろえ、少し短めに持つとぐっと扱いやすくなります。
スプーンと箸の役割、目上の人と食べるときの順番、みんなで分けるおかず、お酒の席のマナーと会計まで、韓国の食卓の基本をまとめました。
韓国の食卓では、スプーンと箸が一組で置かれます。ご飯、スープ、チゲはスプーンで食べ、おかずは箸でつまむのが基本です。箸でご飯を食べてはいけないわけではありませんが、ご飯と汁物はスプーンで食べるほうが自然に見えます。スプーンと箸を片手で同時に持つことはせず、一方を使っている間はもう一方を食卓や箸置きに置きます。韓国の箸は金属製で平たいものが多く、最初は滑りやすく感じるかもしれません。先をきちんとそろえ、少し短めに持つとぐっと扱いやすくなります。
日本ではご飯茶碗を手に持って食べるのが礼儀ですが、韓国ではご飯の器や汁物の器を食卓に置いたまま、スプーンですくって食べるのが一般的です。器を持ち上げて口をつけて飲む姿は、改まった席では不作法に見えることがあります。韓国のご飯の器は金属製のことが多く、炊きたてのご飯が入ると熱くて手で持ちにくいという現実的な理由もあります。ただし、麺料理のスープを最後に器ごと飲むくらいは、気楽な席ではよく見かけます。
年上の人や目上の人と一緒なら、その人がスプーンを手にしてから食べ始めるのが礼儀です。食べる速さも相手に合わせ、先に食べ終わっても一人で席を立たずに待ちます。食べ始めには잘 먹겠습니다(チャル モッケッスムニダ、いただきます)、食べ終わったら잘 먹었습니다(チャル モゴッスムニダ、ごちそうさまでした)と言います。ごちそうしてもらう席なら、特に忘れずに言いましょう。スプーンや水のコップを先に並べるのは、その場で一番年下の人の役目になることが多いです。
おかずとチゲは真ん中に置いて、みんなで食べるのが基本です。おかずは自分に近い端から取り、目当てのものを探して箸でかき回すことはしません。チゲを各自のスプーンで直接すくう光景は家族や親しい間柄では見られますが、最近の店ではおたまと取り皿で取り分けることが多く、そのほうが誰に対しても失礼になりません。基本のおかずをおかわりできる店は多いものの、店によって違うので、欲しいときはスタッフに聞いてみてください。
次のようなふるまいは、多くの韓国人が気まずく感じるものです。特に一つ目は法事(チェサ)の膳を連想させるので、必ず覚えておいてください。
テーブルで肉を焼く店では、スタッフが焼いてくれる店もあれば、客が自分で焼く店もあります。客が焼く場合は、その場の若い人や慣れた人がトングを持つことが多いです。肉や冷麺をハサミで切るのはごく普通のことなので、驚かなくて大丈夫です。サンチュやエゴマの葉に肉とニンニク、サムジャンをのせて包むサムは、一口で食べるのが一般的です。半分にかじると中身がこぼれやすくなります。
目上の人にお酒を注ぐときは、両手で瓶を持つか、右手で注ぎながら左手を右腕に添えます。受けるときも両手でグラスを持ちます。目上の人の前で飲むときは、顔を少し横に向けて飲むのが伝統的な礼儀です。自分のグラスは自分で満たさず、互いに注ぎ合う習慣があり、注ぎ足しではなくグラスが空になってから注ぐのが普通です。飲めない、または飲みたくないときは丁寧に断ってかまいません。グラスにソフトドリンクを入れて乾杯だけ一緒にする人も多くいます。飲酒は法律で決められた年齢以上に限られ、身分証を確認する店も多いです。
伝統的には、年長者や誘った人がまとめて払い、次の店では別の人が払うというように、ごちそうし合う文化がありました。今は友人や同僚同士なら、それぞれが払うか、一人が払ってあとで分けて送金する方法がよく使われます。多くの店では席ではなく、帰りにレジで会計をします。ごちそうになったら、今度はお茶やコーヒーをおごると伝えるのが自然なお礼になります。
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